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子どもの自転車、ヘルメットと交通ルールを家庭で確認しよう|安全に乗るための基本ポイント

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Editorial

安全・防災 / 交通安全

子どもの自転車、ヘルメットと交通ルールを家庭で確認しよう|安全に乗るための基本ポイント

子どもが自転車に乗るとき、ヘルメットだけでなく、信号、一時停止、歩道での走り方、ライト、幼児用座席など確認したいことがあります。家庭で一緒に見直したい自転車安全の基本を整理します。

著者
RaiFam編集部
公開日
2026年9月25日
対象・地域
1歳、2歳、3歳、4~6歳、小学校低学年、小学校高学年、中学生、高校生、保護者向け

子どもの自転車、ヘルメットと交通ルールを家庭で確認しよう


自転車は、子どもにとって身近で便利な移動手段です。
公園へ行く。
友達の家へ行く。
習い事へ行く。
少し遠くまで出かける。
行動範囲が広がる一方で、自転車は「車のなかま」です。
警察庁も、自転車は車両の一種であり、道路を走るときは交通ルールを守る必要があると案内しています。
大切なのは、

「乗れるようになったから大丈夫」ではなく、ルールまで身につけること

です。


まず確認したいのはヘルメット


2023年4月1日から、すべての自転車利用者にヘルメット着用の努力義務があります。子どもに自転車を運転させる場合や、幼児用座席へ乗せる場合も、保護者はヘルメットを着用させるよう努めることとされています。
警察庁によると、自転車事故で死亡した人では頭部に致命傷を負うケースが多く、令和3年から令和7年までの集計では、主に頭部を負傷した死者・重傷者について、ヘルメットを着用していなかった人の割合は、着用していた人より約1.7倍高いとされています。

RaiFamからのポイント


ヘルメットは、
• 持っている

• 自転車のかごに入れている

• たまに着ける

では十分ではありません。
乗るたびに着用する習慣にすることが大切です。


ヘルメットは「かぶるだけ」で終わらせない


ヘルメットは、正しく着用してこそ効果を発揮します。
確認したいのは、
• サイズが合っている

• 深くかぶれている

• 前後にずれすぎていない

• あごひもが緩すぎない

• ひびや破損がない

といった点です。
成長期の子どもは頭のサイズも変わります。
「去年使えたから今年も大丈夫」と決めつけず、定期的に確認しましょう。


信号と一時停止は「知っている」から「できる」へ


警察庁の自転車安全利用五則では、
1. 車道が原則、左側を通行

2. 交差点では信号と一時停止を守る

3. 夜間はライトを点灯

4. 飲酒運転は禁止

5. ヘルメットを着用

という基本が示されています。
子どもに特に確認したいのが、
• 信号

• 一時停止

• 左右確認

です。

「止まったつもり」ではなく完全に止まる


一時停止では、足をつくくらいしっかり止まり、
• 右

• 左

• もう一度右

など、周囲を確認してから進む習慣をつけます。


13歳未満の子どもは歩道を通れる場合がある


自転車は原則として車道を走ります。
ただし、13歳未満の子どもは、自転車で歩道を通行することが認められる場合があります。 警察庁
ただし、
歩道では歩行者優先
です。
警察庁の子ども向けページでも、歩道ではゆっくり走り、いつでも止まれる速度にし、歩行者が多い場合は自転車から降りて押して歩くよう案内しています。

家庭で伝えたいこと


「歩道だから安心」ではありません。
むしろ、
• 歩行者

• ベビーカー

• 高齢者

• 小さな子ども

などがいる場所では、スピードを落とすことが重要です。


夜はライトを必ず点ける


警察庁は、夜間の自転車ではライトを点灯することを自転車安全利用五則に含めています。
ライトには、
道を照らす
だけでなく、
自分の存在を周囲へ知らせる
役割もあります。

出かける前に確認


• 前照灯が点く

• 電池切れしていない

• 反射材が付いている

• 暗くなる前に帰宅できるか

なども確認します。


子どもを自転車へ乗せる場合も注意


幼児用座席に子どもを乗せる場合は、子ども自身が運転するときとは別の注意があります。
こども家庭庁の最新ハンドブックでは、
• 座席へ乗せる前にヘルメットを着用

• 乗せた後にシートベルトを確実に締める

• 子どもを乗せたまま自転車から離れない

• 自転車や幼児用座席に不具合がないか定期的に確認

などが案内されています。

RaiFamからのポイント


「近くだから」「少しだけだから」と、
• ヘルメットなし

• ベルトなし

• 子どもを乗せたまま離れる

のは避けましょう。


乗せ降ろしの順番でも転倒リスクが変わる


子どもを2人乗せる場合、こども家庭庁は転倒防止のため、
• 乗せるとき:後部座席 → 前部座席

• 降ろすとき:前部座席 → 後部座席

の順を守るよう案内しています。
これは、自転車の重心が急に変わり、バランスを崩すのを防ぐためです。

乗せ降ろしのとき


• 平らな場所で行う

• スタンドが安定しているか確認

• 子どもから目を離さない

• 荷物を先に載せすぎない

なども意識すると安心です。


足の巻き込みにも注意


こどもを自転車後部へ乗せていると、足が後輪のスポークへ巻き込まれる「スポーク外傷」が起こることがあります。
こども家庭庁も、後部座席や荷台に乗せた子どもの足が後輪へ巻き込まれてけがをする事故を紹介しています。

確認したいこと


• 正式な幼児用座席を使用している

• 足乗せ部分にきちんと足を置いている

• 足が後輪へ近づかない

• 座席やガードが破損していない

です。


自転車に乗る前の「簡単点検」


子どもが自転車に乗る前に、毎回すべてを整備する必要はありません。
ただし、
• ブレーキ

• タイヤ

• ハンドル

• ライト

• ベル

• サドル

• ヘルメット

くらいは簡単に確認できます。
警察庁も、自転車や類似車両の安全利用において、ブレーキ、車輪、タイヤ、ハンドル、灯火などの点検を重視しています。


子どもと一緒に「危ない場所」を歩いて確認する


交通ルールは、家の中で説明するだけでは身につきにくいことがあります。
実際に、
• よく通る交差点

• 見通しの悪い場所

• 車が出入りする駐車場

• 坂道

• 歩行者が多い歩道

を一緒に歩き、
「ここはどこを見る?」
「どこで止まる?」
「車はどこから来る?」
と確認する方が具体的です。


友達と一緒のときほど注意


子どもは友達と一緒になると、
• 横に並ぶ

• 話しながら乗る

• 競争する

• 前の子についていく

• 信号確認を他人任せにする

ことがあります。
家庭では、
友達が行ったから自分も行く
ではなく、
自分で信号と左右を確認する
よう伝えることが大切です。


2026年から自転車の交通反則通告制度が始まっています


2026年4月1日から、自転車にも交通反則通告制度、いわゆる「青切符」が導入されています。
ただし対象は16歳以上で、16歳未満はこの制度の対象ではありません。

RaiFamからのポイント


中学生以下の子どもに対しては、
「反則金があるから守る」
ではなく、
事故を防ぎ、自分と周囲の人を守るためにルールを守る
という伝え方が重要です。
高校生については年齢によって制度対象になるため、家庭でも最新ルールを確認しておくと安心です。


RaiFamからの自転車チェック


出発前


• ヘルメットを着用

• あごひもを確認

• ブレーキが効く

• タイヤに異常がない

• ライトが点く

• 荷物が不安定ではない


走行中


• 信号を守る

• 一時停止する

• 左右を確認

• 歩道では歩行者優先

• スピードを出しすぎない

• 並んで走らない


子どもを乗せる場合


• 幼児用座席を使う

• ヘルメット着用

• シートベルト確認

• 足の巻き込み確認

• 乗せたまま離れない



自転車は「自由が増える乗り物」


自転車に乗れるようになると、子どもの行動範囲は大きく広がります。
それは成長の一つでもあります。
しかし、自由が増えるということは、自分で判断する場面も増えるということです。
だからこそ、
• ヘルメット

• 信号

• 一時停止

• 歩行者優先

• 夜間ライト

• 安全確認

を家庭で何度も確認することが大切です。
「もう分かっているでしょ」で終わらせず、成長に合わせてルールを確認していきましょう。


参考・出典


• 警察庁「自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~」 警察庁

• 警察庁「頭部の保護が重要です~自転車用ヘルメットと頭部保護帽~」 警察庁

• 警察庁「キッズページ」 警察庁

• 警察庁「自転車の安全利用の促進」 警察庁

• 警察庁「自転車の交通ルール」 警察庁

• こども家庭庁「こどもの事故防止ハンドブック」 日本の CFA

• こども家庭庁「こどもの不慮の事故の発生傾向と対策等」

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